OJTとOFF-JTの定義と主な違い
人材育成の現場でよく耳にするOJT(On-the-Job Training)とOFF-JT(Off the Job Training)。どちらも従業員のスキルアップを目的とした育成手法ですが、学ぶ場所・指導者・費用の面で大きく異なります。下表で違いを整理しておきましょう。
| 項目 | OJT | OFF-JT |
|---|---|---|
| 学ぶ場所 | 実際の業務現場 | 業務から離れた研修・講習の場 |
| 指導者 | 社内の上司・先輩(OJT担当) | 外部講師・コンサルタント |
| 主なメリット | 実務直結・社内ルールも習得できる | 社外の知見・専門スキルを習得できる |
| コスト | 比較的低い | 外部講師費用が発生(目安:1日10〜80万円程度) |
| 向いている場面 | 日常業務のスキル定着・即戦力化 | 専門知識の習得・社内にない発想のインプット |
2つの手法は対立するものではなく、OJT×OFF-JTを組み合わせることで互いの弱点を補い合えます。予算や育成目標に合わせて使い分けることが、効果的な人材育成プログラムの第一歩です。

OJTとは、「On-the-Job Training(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)」
の略称です。
OFF-JTとは、「(Off the Job Training オフ・ザ・ジョブ・トレーニング)」
の略のこと。
この2つの言葉の違い、わかりますか?
いずれも人材育成において今、よく使われる言葉なので
「社会人の基礎の言葉」として、覚えておいたほうが良さそうです。
特に、営業をされる方。ITビジネスを生業としている方には、ぜひ読んでほしいと思いました.
今回は「OJTとOFF-JTの違いと使い分ける方法とは?」の特集です!
OJTとは、どんな意味なのか!?

OJTの言葉の意味って、なんでしょうか?
「OJT」とは、新人や未経験者に、必要なスキルを
「仕事の実務を通して、育成していく。人材育成の方法」のこと。
OJTを新人に対し、実施するときには
教育担当のOJTが、新人に教える事になります。
OJT担当とは、いわば教育するトレーナーのこと。
このトレーナーの教え方次第で、新人の才能の進化率が変わってくるので
OJT担当の人選や、スキルアップの為の教育方法も、しっかりと考えた方が良さそうですね。
OJTは、第一次大戦時代のアメリカで始まりました。
日本には戦後、高度経済成長期に入ってきた「人材育成手法」です。

従業員エンゲージメントを仕組み化する スキルマネジメント:中塚敏明著
OFF-JTとは、どんな意味でしょうか?

OFF-JTもOJTも、人材育成手法のこと
では、いったい何が違うのでしょうか?
「OJT」は、会社内で「上司」がOJTの担当となり
新人のために、仕事中にスキルを学んでもらう事。
対して「OFF-JT」とは。
社内の人間ではなく「外部講師」が、OJT担当のトレーナーとなり
新人にスキルを教えることを、指します。
OJTとOFF-JT、どっちがいいのか?

結局のところ、OJTとOFF-JTって、どっちがいいのでしょうか?
私は「OJTとOFF-JT。2つを掛け合わせるのが、一番いい」
という答えを、オススメしたいと思っています。
OJTは、上司から教わるスキルなので、先輩から社内のルールも学べるでしょう。
他に「体験した人しかわからない、仕事における容量のいいやり方」なども勉強できると思います。
OFF-JTは、外部講師なので
「社内の人からは生まれない発想」や、「社内の人が持っていないスキル」が学べるチャンスですよね。また、専門知識を持っている外部講師なら、特殊スキルが学べて、職人のようなスキルが勉強できるかもしれません。
本当は、「どちらも学べると最強!」なのでした。
ただし、OFF-JTは外部の講師「コンサルタント」なので、呼ぶのが有料なんですよね。
ズバリ、コストがかかります。
ですので企業側は、料金の上限も計算しながら
新人教育プログラムを立てるのがいいと思いました。
OJTはトレーナーの教育も必要!

「うちは予算もないし、当分はOJTだけで新人を育てようか」
こういう会社は、今とっても多いと思います。
その場合は、OJT担当の人選に、よくよく気を使った方がいいかもしれません。
学校の先生を思い浮かべてください。同じ学校の先生の中でも
「すごい教え方が上手くて、ドンドン勉強が頭に入った」先生と
「あまり教え方が上手じゃなくて、すごい眠かった先生」
両方いませんでしたか?
仕事ができる人=教え方が上手い人
とは、限りませんよね。
その人単体だと仕事ができるのに、後輩に教えるのが下手すぎて、全然伝わらず
「新人君はさっさと辞めていきました」というパターンだって、多いと思うのです。
OJTだけの場合は「教える上司の教育」も、プロジェクトに入れておきましょう。
人には相性があるので、新人とトレーナーの相性が悪い時だって、ありますよね。そういう可能性も加味しないといけません。
OJTが上手く進行しているのかを、マメにチェックして
もし相性が悪かったり、OJTトレーナーが教育に向いてないタイプだった場合は、すぐに対策をとりましょう。トレーナーのスキルチェックも、こまめに確認するのがオススメだと思います!
大企業、優良企業はOJT×OFF-JT

大企業では、やはりOJT×OFF-JTを、実施している企業が多いですね。
私も大企業に、何度か派遣で入りましたが、優良な企業ほど研修や、OJT×OFF-JTも
しっかりしていました。
私は、3Dゲームの画像作成の講習と、CADを「OJT×OFF-JT」で学びましたが
とても仕事に活かせましたよ。すぐに実戦で使えるようになりました。
社会人になってから、専門学校に通うのも大変ですから「本当にいい経験を積めたなあ〜」と、今でも感謝しています。
これは考え方の問題なのですが、「新人への投資」って
「会社の未来への会社の投資」なのですよね。
才能を育てようプロジェクト!

今は不景気なので「うちはOJTやっています。Off-JTはいらないです」
という企業も多いと聞きました。
生々しい話をすれば、外部講師を派遣する場合、1日で10〜80万程度かかりますから。
けっこう高いですもんね。お気持ちはわかります。
また、育てて辞めてしまった時のことを考えたら「今回はOJTだけでいっか」と思うのも納得はいきます。質が高いスキルほど、外部講師の値段も高くなりますから。
予算に余裕がない企業もありますしね。
しかし、本当は。未来への投資なのだと考えたら
「OJT×OFF-JT」が理想ではないかなーと感じました。
予算に余裕があった場合は、ぜひ「OJT×OFF-JT」という教育プログラムで、新人君に
素晴らしいスキルを与えてあげてください。
その才能の種が芽吹いた時、鮮やかな花と、ゆたかな実りを
会社に与えてくれるかも、しれまませんね!
よくある質問(FAQ)
Q1. OJTとOFF-JTはどちらを先に実施すべきですか?
一般的には、まずOFF-JTで基礎知識や業務の全体像をインプットし、その後OJTで実務を通じて定着させる流れが効果的です。ただし、企業の規模や育成目標によって最適な順序は異なります。
Q2. 予算が限られている場合、OJTだけで十分ですか?
OJTだけでも十分な育成は可能ですが、OJT担当者(トレーナー)の指導スキルが成果を大きく左右します。担当者自身への教育や、進捗の定期チェックを仕組みとして組み込むことが重要です。
Q3. OFF-JTの外部講師費用の目安はどのくらいですか?
講師の専門性や内容によって幅がありますが、1日あたり10〜80万円程度が一般的な目安です。習得させたいスキルの難易度が高いほど費用も上がる傾向があります。
Q4. OJTトレーナーに向いている人材の選び方は?
「仕事ができる人=教え方が上手い人」とは限りません。業務スキルに加えて、相手の理解度に合わせて説明できるコミュニケーション能力や、フィードバックを丁寧に行える姿勢を持つ人材を選ぶことが大切です。
OJTとOFF-JTを効果的に組み合わせるには、社員一人ひとりのスキルを可視化・管理する仕組みが欠かせません。skilltyのスキルマネジメントサービスでは、育成計画の設計から進捗管理までをサポートしています。実際の活用シーンは導入事例でご確認いただけます。
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